いい日もわるい日も、幸せな一日だ

ワンランク上のおっさんをめざす、アラサーコピーライターの日記

2016-01-01から1年間の記事一覧

可能性を捨てると、人は前に進める

人は可能性を取っておきたい生き物だと思う。 例えば、小説が好きで読書量も豊富な人が、 芸人の又吉みたいに、自分も小説を書いて、賞を受賞して、 文壇デビューできる日が、いつか来ると信じているように。 でもその“いつか”は、いつ訪れるのだろうか。 ま…

肩の力が抜けるシーズン

師走というだけあって12月は仕事で毎年バタバタ。 しかし、仕事に忙殺されている中でも、 実は心に少し余裕がある時期ともいえる。 それは、なぜか。 プロ野球が無いから。 厳密に言えば、カープの試合が無いから。 ペナントレース開催期間の4月〜9月と CS&…

amazonで思い出すこと

amazonで買い物をするとき、 商品をカートに入れてレジへ進んで、 登録された住所を選択して、 支払いを済ませるという手順を踏むわけだけれど、 ぼくには、登録されている住所がいくつかある。 たぶん、みなさんもそうではないかと思うのだが。 今住んでい…

そのこと、ちゃんと覚えてます。

人から頼み事をされることって多々あると思う。今回は お金が絡む話ではなく、ちょっとしたこと。一応、コピ ーライターなんて仕事をしてるもんだから、広告的な相 談などもされるんだけど。 「今度○○のことでちょっとご相談させてください」っ てメールや電…

映画『この世界の片隅に』を観た

まず「この世界の片隅に」を観ていない方に断っておくと、 この映画は、ジェットコースタームービーではない。 いわゆる、フリがしっかり効いていて、最後に大きなオチがあるとか、 伏線を張り巡らせて、最後に一気に回収するような展開はない。 (子どもの…

やるかやらないか、それだけだ。

友達が、同僚が、飲みに出かける花金に、 ひとりの時間をつくり、考え、書くかどうか。 友達が、同僚が、恋人と映画を、そして外食を楽しむ土曜日に、 ファミレスにこもり、アイデアを練られるか。 友達が、同僚が、日曜日の夜にテレビを観ながら月曜日に備…

猫の見ている世界

猫はかわいそうだと思った。 実家の猫はいつも寝てばっかりで、ほとんど家からでない。 そんな猫を見ていて、ふと、かわいそうになった。 こいつは日本はもちろん大都会東京も見ることなく、 田舎の半径1キロ未満の小さな世界しか知らないで死んで行くんだ…

糸が聴こえてくる朝

ぼくが住む賃貸アパートの斜め向かいが 公立小学校の体育館でして、 さいきんは朝起きる8時半くらいになると、 合唱祭の練習だろうか、 小学生の元気な歌声が聴こえてきて、 なんとも心地よい朝を迎えることができる。 しかも楽曲は中島みゆきの「糸」なんで…

魂が歓ぶ方へ

今年の夏はよく遊んだ。 大好きなFUJIROCKに行った。 サマソニではRadioheadのcreepを生で聴けた。 カープの試合もたくさん観にいった。優勝の瞬間も目撃できた。 初めてシーバス釣りにも行った。 本当に楽しいイベントをここぞとばかりに体験し、大満足の夏…

僕の記憶力は悪いのだろうか。

お笑い芸人のエピソードトークなんかを聞いていると 感心することがある。それは、フリを作って伏線をはって、 そしてオチへともっていく話術はもちろんだけれど、 それ以上にここで感心事にあげているのは、芸人さんの「記憶力」である。 エピソードトーク…

鯉専門誌「CoiCoi」のプロモーションビデオを作りました

手弁当で制作したカープのZINE「CoiCoi」を オンラインの世界でもより広めるべくプロモーションビデオを作りました。 鯉の妖精が人間に扮して、東京を旅する夏の一日の物語です。 www.youtube.com

第53回宣伝会議賞「一次審査通過」作品

課題:JTB 「JTB旅行券」を大切な人に贈りたくなるアイデア 夫が「この旅は娘のプレゼントです」という英語を勉強していた。 課題:日本気象協会 tenki.jpをみたいと思わせるコピー (ラジオCM) NA:今日の天気予報です。 お天気お姉さん:晴れ時々雨でしょ…

「写ルンです」で女子は喜ばない。

一昨年くらいからのマイブームが、「写ルンです」で写真を撮ることだ。 日常の風景やちょっと違和感のある物や人を捉えたり、 飲み会での記念撮影に使ったりする。 これまでNikonのデジタル一眼レフを持ち歩いていたが、 重くて持って行くのが面倒臭かった。…

仕事観を根底から考え直さなければいけない

「仕事は元来、つらいもの」という仕事観を持っていた。 でもそこからしか得られるものはないとも思っていた。 だからきつければきついほど、心配ごとが多ければ多いほど 成長できるのではないかと自分に言い聞かせていたが、 それと当時に、そのしんどさか…

男と女、経年による立場逆転現象

「女には賞味期限があるから」。 結婚や出産に焦るアラサー女子からよく聞く言葉だ。 たしかに女性は出産というものがあり、 それを将来経験する道を選びたいとなれば、 時間は有限であることは曲げられない事実としてある。 そんな女性から同世代の男性に向…

いやらしいデザイナーの性

ぼくの知り合いにとてもいやらしいデザイナーがいる。 40代男性、バツイチ、子持ち。 彼はとてもいやらしい人だ。まさに男の中の男。 風俗店やキャバクラには興味がない類いで、 リアルな場で女性と出会いハントを楽しむまさに 「現場主義のデザイナー」。 …

自己啓発本を読みあさって気づいたこと

大学を卒業してから26、27歳の頃までのこと。一日も早く何者かになりたくて、 成功した人物の本や、自己啓発本を読みあさっていた。 一度地位や名声を得た人の人生論、仕事観は、やはり刺激を受けるもので、 一冊を読み終えるたびに興奮し、自分も「やってや…

『漫勉』をみた。「好き」の強さを思い知った。

NHK Eテレの「漫勉」を観た。昨年秋口に放送されていたものだ。 漫画家「浦沢直樹」が、第一線で活躍している同業のもとを訪ね、 創作秘話や、漫画を描くときのこだわり、漫画家のバックボーンを 対談形式で引き出していくという趣旨のもの。 登場ゲストは、…