年始は嫌いで、年末は大好きだ。
新年になると、SNSやブログ、そして新年会の会場なんかでは、
今年の目標やテーマなんか掲げられまくる。
そんな鼻息荒くなる新年のムードが、苦手だ。
もっと、そっと、静かに新年をスタートさせたい。
普段通りでいいじゃないと思う。
一方で、
そのたった数日前の「年末」のムードは、大好きだ。
新年に掲げた目標の半分もクリアできなかったけど、
まあまあいいじゃないの。とにかくみんなよく頑張ったよ、
なんて慰め、健闘を讃え合うかんじ。
そして、年末は余計なことは忘れて飲みまくり、寝まくる冬休み。
無理矢理に終わり良ければすべて良しにする感じ。
じつに素晴らしい。人間らしい。
年始と年末では、人々のテンションはこうも違うものかと思う。
でも私も実際、年始の高揚感が苦手なんて言っておきながら、
やっぱり高い目標は立てるし、初詣に行って願掛けもする。
言い換えれば自分も新年を意識しているのだ。
まあ、どれだけ目標が達成できるかわからないし、
いまの段階では予期できないことも起こるかもしれない。
ただ、年末に実家に帰省したときに、
家族がみんな健康で集まれるのが
なによりだよなーなんて、20代のときには思いもしなかったような
平々凡々なことをすこーしだけ思うのでした。