いい日もわるい日も、幸せな一日だ

ワンランク上のおっさんをめざす、アラサーコピーライターの日記

魂が歓ぶ方へ

今年の夏はよく遊んだ。

大好きなFUJIROCKに行った。 

サマソニではRadioheadcreepを生で聴けた。

カープの試合もたくさん観にいった。優勝の瞬間も目撃できた。

初めてシーバス釣りにも行った。

本当に楽しいイベントをここぞとばかりに体験し、大満足の夏だった。

フェスで音楽を浴びているとき。

カープの試合でホームランを打って、ピンチを抑えて歓喜したとき。

本当に幸せな瞬間はたくさんあったのだけれど、

これらのワクワク以上に、自分にはワクワクすることがあるんだと

認識させられた夏だった。

 

そのワクワクとは自主的な創作活動をしているときのことだ。

 

手弁当ながら一昨年、カープ女子を揶揄した鯉女子のZINEをつくった。

そのZINEをPRするための映像もつくった。

その制作過程で、例えば、撮影のとき、アイデアをブレストしているとき、

何にも代えがたい歓びを感じていたのだ。

「あー、おれって幸せ者だ」って大袈裟でなく心が叫んでいて、

誰に歓ばれるかわからないものを作っているんだけど、

とにかく自分が歓んでいるのだ。楽しくて楽しくてどうしようもないのだ。

カープの優勝を目撃しようが、レディへの演奏を生で聴こうが

ものづくりをしているときのワクワク感を上回ることがなかった。

 

与えられた感動では、つくる感動を超えられない。

そのことに気づけた2016年の夏。

 

この魂が揺さぶられるワクワク感を人生の中でいかに増やしていくか、

そして、それをどう仕事に結びつけるかが、

30代前半のテーマになりそうだ。